大阪市で税理士を目指すなら是非取得しておきたい資格
- 2021.09.01
- 税金・法律
大阪の会計事務所で働きたいと思ったなら、資格についても学んでおきましょう。
税理士や公認会計士の資格取得は大事ですが、それ以外にも持っていると有利な資格があります。
特に大手の会計事務所に応募しようと考えていたのであれば、大阪は競争が激しいところなので、下記のような資格を取得しておくと良いでしょう。
ここでは、決算書を作るという段階で役立つ資格についてご紹介します。
簿記関連資格の2級程度
会計事務所での業務には、決算書の作成が含まれています。
この業務に役立つ資格の1つが、簿記関連資格です。
いくつか種類があり、場合によっては全教簿記検定の資格が求められることもありますが、一般に会計事務所で求められる簿記の資格といえば『日商簿記検定』です。
日商簿記検定は4級から1級まであり、大阪の会計事務所で基本的に求められる水準が2級程度の資格だと言われています。
2級程度の資格であれば、独学でも取得は可能であり、あるいは税理士の補助として働きながらでも取得が可能かもしれません。
ですが、より上位の1級ともなると、合格率が10%程度とかなり難しいものになります。
時間もかかりますので、あらかじめ時間があるときに取得しておくか、資格スクールなどを利用してスピーディに取得しておくことが求められます。
もちろん、2級前後でも問題ないということであれば、それ以上を目指さないというのも選択肢の1つです。
税務会計能力検定の2級程度
税務会計能力検定は、決算書作成で必要な税に関する知識をまとめて学ぶことができます。
4級から1級まであり、こちらも2級前後を持っておけば大阪の会計事務所では問題はありません。
簿記検定と比べると簡単であり、1級でも独学で取得することが可能です。
税に関する知識を取得しておくことができ、面接官となる税理士にとっては安心して決算書作成を任せられる要素となる税務会計能力検定ですので、一度は検討してみましょう。
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