大阪市で税理士として独立開業するメリットについて
- 2021.12.03
- 税金・法律
税理士は、仕事を始めたての新人の頃は、他の会計事務所で働く、いわゆる所属税理士となって働くのが基本です。
しかし、何年か勤務してノウハウを把握すると、今度は独立して自分の会計事務所を始める人が圧倒的に多いです。
独立開業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
税理士になったばかりの人のために、開業のメリットをお話します。
収入アップ
独立して会計事務所を始める人の目的は、大半が収入アップです。
独立して会計事務所を開く開業税理士と、会計事務所で働く所属税理士とでは、得られる収入が大きく違うとされています。
平均的な税理士の年収を比較すると、所属税理士は年収が500~600万円なのに対し、開業税理士は2000万を超える人も多いです。
もちろん、開業税理士全員が年収一千万オーバーになるわけではありませんし、場合によっては年収が500万円以下の税理士も多いです。
しかし、開業税理士は一千万円単位の年収を「狙うことができる」というのが大きな違いといえます。
所属税理士の場合、インセンティブなどが発生したとしても一線万円以上の年収を得るためにはよほど大きな会計事務所で活躍しなければなりません。
そのためにはまず支払いの良い会計事務所を探さなければならないのが大前提ですし、採用してもらわなければなりません。
それに対し、独立した場合は採用されるまでもなく自分で顧客を探して営業ができるので、狙いやすいのです。
自由に働ける
自由に会計事務所で働けるというのもメリットの一つです。
そのため、勤務時間や休業日などを自分で設定できるので、自分にあった働き方ができます。
バリバリ稼ぎたければ毎日働いても良いですし、他に副業がしたければ底まで本腰入れて働く必要もありません。
また、税理士というのは、実は定年が存在しないので自分が引退を決意するまで働けるので、自由にやめられるというのもメリットといえるでしょう。
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