相続相談は税務署でも可能?税理士事務所との違いは
- 2020.02.09
- 税金・法律
相続の相談をするところで、税理士とは別のところで税務署があります。
税務署は国の機関であり、税務相談を常に受け付けている場所でもあります。
電話での相談もできますし、込み入った内容の場合は直接税務署まで行き詳しく相談することも可能です。
そんな税務署は、税理士と比較した場合どのようなメリットが生じるのでしょうか。
税務署に相続を相談するメリット
税務署で相続をする最大のメリットは、なんと行っても無料で相談できるということです。
しかも匿名で相談できるのでプライバシーの保護にも役立ちますし、税理士とは違って何度でも相談が可能です。
更に、税理士は税理士事務所を探す必要がありますが、住まいによっては近くにない場合もあります。
それに対し、税務署の対応窓口は全国で展開しているので探しやすいです。
よって、税理士と比較すると、通いやすく相談しやすい上に無料だというメリットが挙げられます。
税務署の注意点
そんな税務署で相談する際の注意点は、税理士と比べると専門性に欠けていることが多いということです。
簡単な相談なら税務署でもできますが、専門性の高くて難解な相談は、税務署でもわからないケースが大きいため、税理士に相談するようにアドバイスを受けるようにいわれます。
また、方法や考え方のアドバイスはしてくれますが、節税や計算などのアドバイスはほとんどしてくれません。
よって、自分でほとんど調べがついていて、細かい規則などを調べたい時以外はそこまで頼りになりません。
よって、ほとんど自分で手続を行う人でなければ、税務署で相談する必要はないかもしれません。
相続について全く知らない場合、どういったことが複雑になりそうかなどの情報収集で税務署に相談し、その後税理士に依頼しましょう。
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