ヨガがもたらす健康・美容効果と自宅で気軽にヨガを楽しむ方法

ヨガがもたらす健康・美容効果と自宅で気軽にヨガを楽しむ方法

何かと運動不足になりがちな現代人ですが、健康や美容のために何かスポーツやエクササイズを始めなければと考えている方は多いのではないでしょうか?
しかし準備に時間やお金がかかるものや、続けるのが苦痛なものはなかなか手が出せないのが本音でしょう。

そこでオススメしたいのが「ヨガ」です。
ヨガは専用のスクールやジムに通わなくとも、空いた時間に自宅で簡単に始められるのが大きな魅力です。
用意しなければならないものも床に敷くシート(ヨガマット)と動きやすい服ぐらいのもので、お金の負担も軽く済むので是非この機会にヨガにチャレンジしてみませんか?

今回は、ヨガがもたらす健康や美容への効果についてお話したいと思います。

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ヨガにはどんな効果がある?

「ヨガ」という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような効果があるかをご存じない方も少なくないのではないでしょうか?
どうせヨガを始めるなら、どのような効果があるのかを知っておいた方がモチベーションも維持できますし目標を持って取り組めるかと思います。

そこで、まずはヨガの効果をいくつかピックアップしてまいりましょう。

健康的な肌をつくる(美肌効果)

美肌効果
特に女性であれば美しく健康なお肌を保ちたいと考えるのが当然でしょう。
そんな方にヨガはうってつけで、ヨガの動きと呼吸法によって全身のあらゆる部分の血行が促進され、皮膚細胞が活性化すると共に新陳代謝も活発になるため、美肌効果があるといわれています。
肌荒れや傷の目立つお肌も、ヨガを始めてからキレイになったという話もよく耳にします。

さらにヨガは質の良い睡眠をもたらしてくれるため、この睡眠も自律神経を整えて精神的なストレスを緩和させ、お肌への悪い影響を防いでくれるのです。
女性なら誰もが憧れる、血色の良い健康的なお肌はヨガでつくることができるんですよ!

悪い姿勢が矯正される

腰に手を当てる女性
立ち方、座り方ひとつでも大きく印象は変わります。
背筋を伸ばし、胸を張って歩く人はそれだけで明るく輝いて見えますし、反対にうつむき加減に猫背で歩く人はどこか不健康的で暗い印象を与えてしまうでしょう。
猫背は見た目の印象が悪いだけでなく肩こりなどの原因にもなりますし、精神的にも年老いた気分になってしまい百害あって一利なしです。

特に日頃からデスクワークでパソコン作業をしている方は、無意識のうちに前傾姿勢が体に染み付いてしまい猫背がちになるといわれています。
そんな「良くない姿勢」を正してくれるのがヨガなんです。

ヨガは体中の関節を大きく動かす体操なので、曲がった背中や衰えた筋肉のリハビリになりますし、ヨガのポーズを取ることが習慣になれば「背筋を伸ばす」という行為も自然なものになるでしょう。

アンチエイジング(若返り)

ヨガマットを持つ女性
老化の原因の一つでありアンチエイジングの大敵として知られている「活性酵素」。
ヨガのポーズにはこの活性酵素の働きを抑制する作用があるといわれています。

健康のためには運動やスポーツが良いという話はよく耳にするかと思いますが、負担の大きい過剰な運動はこの活性酵素の働きを促進してしまい、アンチエイジングにおいてはオススメできません。
しかしヨガのポーズは軽く汗ばむ程度の緩慢な動きがメインであり、この負担の軽い運動は体の抗酸化能力を高め、活性酵素の働きを鈍くしてくれるのです。

自宅でヨガをするならヨガマットが重要

ヨガをする人なら、必ず持っていなければならないといえるヨガマットですが、たくさんの種類の中から、どれが一番自分に合うかを選ぶこつは、実はあります。

最も押さえておくべき二大ポイントは、マットの「厚さ」と「素材」です。
加えて「滑りにくさ」「大きさ、重さ、色」です。専門店だけでなく、ネットショップでも、これらの点はきちんと書いてあります。確認してください。
それぞれ詳しくは別のページで書いておきましたが、まず、厚さについて。

ヨガマットの厚さは初心者なら4〜6ミリを

ヨガマットの厚みは、1ミリから7ミリ以上とさまざまです。1〜3ミリ程度のヨガマットはトラベルマットとも呼ばれます。また、7ミリ以上のヨガマットはクッション性が高く運動量の多いヨガに適しています。その分重めです。重すぎず、クッション性もきちんとあって、さまざまなヨガに適応性のある、最初に買うべきヨガマットは、4〜6ミリ程度の厚さのものだと頭に入れておきましょう。

素材は、エラストマー素材かポリ塩化素材を

最近のヨガマットは素材が多彩になってきました。選ぶのに困るほどの多彩さです。新しい素材としてTPE(熱可塑性エラストマー)という素材があります。最近は単に「エラストマー」と熱可塑性を省いて表現することもあります。

プラスチックみたいに簡単に形を作れてゴムのような弾力があるという両方の良いところを足したような素材で、寒さ、熱さ、暑さに強く、軽く、色付けも自由な素材として普及しています。においがほとんどなく、ゴムのようにアレルゲンとなるおそれもないので、ゴムの代わりに使われることが多いのですが、水拭きも可能な手入れが簡単という意味でもおすすめです。

昔からあり、今も主流な素材として、PVC(ポリ塩化ビニール)もあります。値段も安く使いやすいので初心者が一番選びやすくなっています。

初心者はなるべく滑りにくいものを

ヨガマットと自分の身体との滑りやすさ、滑りにくさが気になる場合があります。ヨガには、その種類によって運動量の違いが結構ありますが、どの場合でも、しっかりと身体がヨガマットを捕まえる感覚を大事にしましょう。この感覚を確かめるためには、可能であれば実際に売っている店に行って触れてみるのが大事です。
仮にネットで買う場合でも、あらかじめ調べてみると良いですね。

ヨガマットの適正なサイズは

ヨガマットのサイズは、長さ173センチ、幅61センチが標準です。それ以上のものとして長さ180センチのヨガマットも増えています。大きめの体型の人は大型で良いですが、ヨガマットの長さが、身長より長くないといけない、という原則がありません。

ヨガマットの色はお好みで

色とデザインは、お好みです。しかし色によって精神に働きかける力に違いがある、ということは参考にしましょう。
例えば赤い色は、感情的に興奮や刺激をもたらす色です。交感神経に刺激を与えます。例えば会議室の壁を赤色にすると、議論が活発になる効果がある、とされています。オレンジ色は自律神経を刺激し、身体を活動的にする色とされています。
一方、緑や青色は、情緒の安定や、安心感につながる色とされています。リラックスを図るには良い色です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ヨガは誰でも気軽に始められるエクササイズで、お金も時間もかからないため非常におすすめです。
美肌効果、アンチエイジング効果など女性に嬉しい恩恵もたくさんあるので、是非この機会にヨガにチャレンジしてみてください!