大阪市で税理士を目指す際に注意しておきたい点について
- 2020.12.31
- 税金・法律
大阪には会計事務所が結構な数あり、中にはどこかの会計事務所に就職したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
公認会計士や税理士になることを考え、そこで就職や勉強を考えたとき、どのような点を見ておくと良いでしょうか。
ここでは、就職や勉強の時に見ておきたい、会計事務所のポイントについてご紹介します。
年齢層はほどよくばらつきがあるか
スタッフの年齢層が、20~60代とバラつきがあると安全な会計事務所だと言われています。
というのも、高齢の所長が一人、若い年代が数人というような場所だと、ベテランに該当する人物が一人しかいないことになるためです。
ベテランが独立してすぐにいなくなってしまう、あるいは育成がヘタでベテランになる人がすぐどこかへ行ってしまう会計事務所だと考えられます。
公認会計士や税理士の仕事を学ぶのなら、こういった会計事務所は避けるべきだと言えるでしょう。
男女比に大きな偏りがある
スタッフの男女比についても見ておきましょう。
公認会計士は男女比として、2016年ではほぼ8:2の割合です。
女性は少なくなりがちですが、極端に女性が多い、極端に男性が多いという場所だと、場合によっては働きづらさが考えられるためです。
男性が極端に多いのであれば、その会計事務所は男性にとっては居心地が良いかも知れませんが、女性の公認会計士や税理士の育成が下手かもしれません。逆もまた然りです。
そして男女比が安定していても、公認会計士や税理士とそうでないスタッフの割合次第では、同様のことが考えられます。
公認会計士や税理士が男性ばかりで、そうでないスタッフが女性だけで固められている場合、女性が公認会計士や税理士になるための勉強しようとすると、教わりにくい雰囲気があることが考えられ、こちらも逆もまた然りだと言えます。
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