駆け出しの税理士は営業スキルが最重要？その理由と注意点

税理士事務所から独立して自分の税理士事務所を立ち上げたとき、真っ先にやらなければならないことが営業です。
せっかく独立したのにお客さんがゼロでは開業した意味がありません。
ここでは、独立したばかり、あるいは独立を考えている人のために、税理士の営業についてお話をしましょう。

今や営業は必須のスキル

税理士はその多くが独立して開業します。
近年では法人化する税理士もいますが、それでも現在未だに独立開業がスタンダードです。

独立すればより利益が出るのは確かなのですが、それはきちんとお客がいればのはなしです。
税理士としてのスキルに優れていても営業力が全くなければお客が依頼することはありません。
将来独立を考えているのなら、営業の方法も絶対に知っておかなければならない必須のスキルなのです。

そんな営業ですが、コネがあるならともかく何のコネもないまま独立した場合、必然的にできる営業は飛び込み営業に限られます。

税理士が営業をする場合、相手は基本的に一般家屋ではなく、会社です。
そのため、会社に直接赴き税理士の売り込み、つまり飛び込み営業をするというのが基本的な手段となります。

このとき、大きなオフィスビルだと十中八九すでに契約済みの税理士がいるため、成功率は低くなることが多いでしょう。
よって、基本は小さなオフィスを対象に売り込みをすることになります。

また、飛び込み営業以外にもできるだけ参加したいのがビジネス交流会です。
ここでは様々な企業が交流を深めるためにやってくるので、参加者の殆どが商売相手です。

なお、このとき大事なのは名前を覚えてもらうだけではなく、どんなメリットがあるのかというのをきちんと相手に伝えることです。