駆け出しの新米税理士はどういった業務を任されるのか?
- 2021.08.17
- 税金・法律
大阪市には税理士を目指している方が大勢いるかと思います。
多くの場合、既存の税理士事務所に雇用される形で、所属税理士として業務にあたるかと思いますが、そこで気になるのが「入所してから最初にどんな業務を任されるのか」ではないでしょうか?
もちろん事務所によって違いはありますが、全体的な傾向として新米の税理士(スタッフ)に任される業務内容についてお話していきたいと思います。
記帳代行業務
税理士事務所に就職した場合、恐らく殆どの場合最初は記帳代行業務がメインになるかと思います。
直接クライアントと対面して指導やアドバイスを行なう、いわゆる「税務サポート」については相応の経験と知識が問われるため、こちらを新米のスタッフに担当させることはほぼありません。
基本的にはパソコンやタブレット等の会計ソフトを使用し、数字の入力を行なったりダブルチェックを実施したりなどが主な業務になるでしょう。
事務所によってはアルバイトにこのような業務を任せるケースもありますが、税理士を目指す上でもこういった基本的な業務は確実に良い経験になります。
少しずつ税務の知識を蓄えていけば、さらに勘定仕訳などの高度な記帳代行業務も任されるようになります。
ベテラン税理士の補佐
上記のような業務に慣れてくれば、次のステップとしてベテラン税理士の補佐として、様々な業務のサポートを行なうことがあります。
また、クライアントとの面談の際に同席したり、事務所が開催するセミナーに同行したり等、現場経験を積むことができます。
教育に力を入れている事務所であれば、そのベテラン税理士との勉強会が開かれることもあるでしょう。
税理士は2年以上の実務経験が必須となりますが、その中で一人前の税理士として活動するための知識と経験、そして自信を培うことができるのです。
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