税理士選びで失敗しないための対策と心構えについて
- 2020.06.16
- 税金・法律
税理士を変更するのであれば、次もそのような失敗はしたくないものです。
ではそんな失敗を重ねないためには、どのような対策があるでしょうか。
ここでは、税理士変更前に確認したい、失敗しないためのポイントについてご紹介します。
今の税理士のダメな点についてまとめておく
その税理士のどこがダメだったのかはまとめておき、変更前にしっかり確認しておきましょう。
なぜかといえば、これが変更後の税理士に求める大切な要素となるからです。
例えば以下のようなものがあります。
・態度が悪く横柄 → 誠実な態度で接してくれる税理士が良い
・仕事でミスが多い → 仕事でミスが少ない、念入りに確認してくれる人が良い
・節税対策に詳しくない → 知識が多いベテランの税理士が良い
・連絡が取りにくい → よく連絡をするから連絡に応じてくれる人が良い
・顧問料が高い → 顧問料が適切でなかった。もう少し安い税理士事務所が良い
・全体的に料金が不透明だった → 料金に関する説明がきっちりしているところに頼みたい
このように、今の税理士に抱いている不満というのは、今後の税理士を選ぶときの指標にもなりうる大切な要素です。
これをまとめておき、優先事項を決めておかないことには再び似たような税理士にあたって、似たように契約解除をしてしまう可能性もあります。
自分たちの非がないかも確認
税理士の変更を考えた時、税理士の非があったのか、それとも自分たちにも悪いところがあったのか、と立ち返ってみることも大事です。
税理士変更の理由が「税理士の仕事が遅いから」「いつも期日ギリギリだから」というものが理由だとしても、自分たちの方で資料をあまり揃えなかったかもしれません。
「まったく、お金払ってるんだから早くやってよ」「報酬の割には仕事遅いんですね」と、嫌味になる言い方をしていたかもしれません。
もしこのように自分たちの非があった場合には、その点を直さない限り何度でも税理士を変更する可能性は出てきます。
円滑に税理士が働けるように気を配ったかどうか、今一度確認してみましょう。
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