税理士と顧問契約を結ぶなら「相性」も重要
- 2020.12.30
- 税金・法律
建設業に強い税理士を探していると、いくつもの候補が見つかるかと思います。
税理士を選ぶ基準としては費用はもちろん、建設業に対してどの程度の造詣があるのか等も重要になってきます。
しかし、それ以上に前提として押さえておきたいポイントが、税理士としてではなく人間としての「相性」です。
税理士の「人間性」が解約の原因にも
税理士という職業は歴史が長く、そしてあらゆる技術が発展した現代でも今後廃れることのない業界といえます。
一般的に「先生」という呼び方をされる職業だけに、中には顧客・クライアントを下に見る傲慢な性格の税理士も存在します。
頼んでもいないのに経営に口を出してきたり、従業員の給与や評価システムにも改善を要求したり……なんてものはまだ良心的な方で
中には「忙しいから返事が遅くなっても文句を言うな」とか「この時間に連絡をくれても困るんだよ」とか、そもそも客として扱ってくれない人すらいます。(お金を貰っている立場なのに…)
また、業務上は特に問題がなくとも、そもそも態度が偉そう、高圧的、常に渋い表情をしている、あるいは話を聞く気が無さそうに見える……等、根本の人間性が原因で税理士に対する不信感がつのり解約に至るケースも珍しくありません。
「仕事さえ有能であれば人間性は問わない」というドライな考えの方もいるかもしれませんが、どんな業界であれビジネスに人間性は完全に切り離すことはできません。
人間に感情というものが備わっている以上、これはお金を扱うのが仕事という税理士であっても同じことなのです。
それに、せっかくお金を払って顧問してもらうならサービス精神が高く、腰が低くて親しみやすい、優しくて誠実で対応スピードも申し分ない、そんな税理士先生に依頼するほうがいいですよね。
だから税理士選びは結論を急がず、複数の税理士と無料相談で面談を行い人間性を見極めていく(相見積もりしていく)ことが重要なのです。
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