【建設業編】税理士事務所選びで重要なポイントとは?
- 2020.10.26
- 税金・法律
世の中には数多くの税理士事務所がありますが、どの事務所でも違いはないかというとそうではなく、やはり事務所によって強みや不得手な部分というものはあります。
特に建設業のような少々特殊な業界の場合、税理士に求められる知識やスキルも大きくなってしまうため、顧問契約を結ぶ税理士および事務所を選ぶ際には慎重を期しておくことが重要です。
そこで今回は税理士事務所を選ぶ上で必ず押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
対応スピードが早いこと
これは税理士に限らずどのようなサービスでも言えることですが、やはり対応スピードが前提として必ず重視しておかなければならないポイントです。
特に建設業は大きなお金が動く業界ですから、レスポンスは早いに越したことはありません。
判断が遅れることで甚大な損害を被ることだって珍しくないからです。
最近は電話やメールだけでなく様々な連絡手段が発達しているので、そういったIT要素をもしっかりと導入し柔軟かつ迅速な対応を心がけている税理士事務所を選ぶようにしましょう。
幅広く柔軟な提案力があること
税務の世界は目まぐるしく変貌しており、またクライアントとなる建設業においても社会の動きや法改正などがダイレクトに影響してくる分野です。
そういった動きをいち早くキャッチし、常に最適な提案ができる税理士がいれば……非常に心強いですよね。
単に税務処理だけをこなす税理士は必要ありません。
クライアントにとって有益な情報やアドバイスを共有し、「第二の経営者」としてどういった提案をしてくれるかが建設業においての税理士に求められるスキルなのです。
専門性に長けていること
一口に税理士といっても得意とする業界、苦手とする業界というものはあります。
建設業は他の業種に比べても資金繰りや税務が非常に煩雑で難しい業界となっているため、できることなら建設業に特化した専門的な税理士に相談することが好ましいです。
「手広く、なんでもやってます」という税理士はあまり信用しないようにしましょう。
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