建設業から税理士事務所へ転職するためには
- 2020.09.08
- 税金・法律
ここでは、税理士になるための方法をお話ししたいと思います。
税理士は国が税金を取る以上決してなくなることのない職業であり、税金を扱うことから非常に責任が重大な仕事となります。
そのため、税理士は国家資格であり、取得するためのハードルは非常に高いです。
しかし、税理士法人や開業税理士など税理士の資格を取った後は自由に働き方を選ぶことが可能です。
税理士になるには
まず、税理士になるための条件についてです。
税理士試験を合格し、税理士事務所や税理士法人など、税理士関係の実務を2年以上こなすことで、ようやく税理士になることができます。
たまに試験に受かれば即税理士になれると思っている人がいますが、それは誤りです。
いきなり実務経験のない人が開業した場合、何らかのミスが発生する可能性は高いからです。
よって、まずはベテランの税理士の炒る税理士法人や税理士事務所など、経験者の人のもとで働き、税理士としてのスキルを磨く必要があります。
受験の資格
なお、税理士になるための受験資格も忘れてはなりません。
結論から言えば、条件さえこなせば国籍が日本なら誰でも税理士になれます。
しかし、受験資格の中には厳しいものやマイルドなものなど、様々なものが存在します。
一番マイルドなものは、大学あるいは短大で経済学や法律学を位置科目以上履修していることです。
この条件さえ満たしていれば、税理士試験は受けることができます。
しかし、何らかの事情で大学に通えなかった場合は別のルートで受験資格を得なくてはなりません。
日商簿記検定1級の取得や経理事務の実務経験が2年以上あること、他にも司法試験合格者や公認会計士の合格者は、大学生でなくても税理士試験を受けることが可能だが、どれもハードルが非常に高いことを覚えておきましょう。
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