相続税の申告に必要な書類にはどんなものがある?

相続税の申告に必要な書類にはどんなものがある?

不動産を所有している方にとって避けて通れないのが「相続税」です。
いささか不謹慎な話にはなりますが、不動産を所有しているあなたがもし亡くなった場合、誰かしらにその不動産を相続することになるかと思いますが、不動産のような高価な資産を相続する場合には必ずといっていいほど課税という問題が立ちはだかります。

そこで、今回は相続税の申告に必要な書類についてご案内したいと思います。

相続の際に必ず必要となる書類

まず、不動産と関係なく相続が発生する際に申告のために用意しなければならない書類が7種類あります。

・被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本等
・被相続人の住民票の除票
・被相続人の戸籍の附票
・相続人全員の戸籍謄本
・相続人全員の住民票
・相続人の戸籍の附票
・相続人全員の印鑑証明書

簡単にまとめると、相続に関係する方全員の身分証明に係る書類となっており、印鑑証明書以外は2部ずつ用意する必要があります。

不動産を所有する方が必要な書類

次に、下記が不動産の相続に必要な書類となります。

・登記簿謄本(全部事項証明書)
・固定資産税評価証明書
・売買契約書、間取り図等
・名寄帳(固定資産課税台帳)
・賃貸借契約書

土地を所有する方が必要な書類

最後に、土地の相続に必要な書類が以下となります。

・登記簿謄本(全部事項証明書)
・地積測量図及び公図の写し
・固定資産税評価証明書
・住宅地図
・名寄帳(固定資産課税台帳)

また貸地や借地がある場合には「賃貸借契約書」が、農地を所有している場合は「農業委員会の証明書」が必要となります。

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