不動産業に強い税理士を探すための基本的なチェックポイント
- 2020.09.08
- 税金・法律
税理士事務所を選び終えたら、いよいよ連絡を取り合って、直に会って相談ということになります。
この段階では、税理士法人や税理士事務所ではなく、税理士本人をチェックしてみましょう。
これによって、今後うまくいくかどうかが決まってきます。
ここでは、良い税理士の見抜き方についてご紹介したいと思います。
人格に問題がないかチェックしよう
顧問をお願いするにしろ、相続に関して依頼するにしろ、その税理士というのは場合によっては長い付き合いになります。
そのことから、その人物との相性は非常に大事です。
人格的に問題があれば、付き合いづらくなり、さまざまな点で問題が出てきます。
たとえば、実力があっても傲慢だったり見下すような発言をしてきたりするようだと、嫌な思いをしてしまうことからその人との連絡は取りにくくなるでしょう。
ズボラな性格だと、なかなか連絡がつかず、イライラしてしまって仕事にならないということにもなりかねません。
そういったことがないように、人格的に問題がないのかはしっかりチェックしておきましょう。
話し方や態度など、しっかり観察するのが大事です。
能力についても、高いかどうか注目
能力についても、高いかどうかは見ておきましょう。
向こう側から言ってくることもあるが、もし積極的に確かめたいと思うのなら、質問をぶつけてみるのが1番です。
たとえば、不動産業界についてどのくらい知っているのか、といった初歩的な質問をぶつけてみても良いでしょう。
そして、こちらが持ちかけた相談に対し、どのくらい早くレスポンスを返してくれたのかというところでも、能力の高さや決断力の速さといったものを見ることもできます。
その税理士を見て、「おおっ」と思えるような能力の高さを見つけられることが大事です。
そして、人格的にも能力的にも問題がないのなら、この人が今後も担当してくれるかどうかはしっかり確認しておくべきです。
相談に応じてくれた税理士と担当する税理士が別ということは意外とよくあります。
気に入った税理士には「是非ともあなたにお願いしたい」と、こちらの要望を伝えておくようにしてください。
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