Go To Eatキャンペーンが10月開始!サービス詳細や利用方法など

Go To Eatキャンペーンが10月開始!サービス詳細や利用方法など

新型コロナウイルスの影響で全国的に展開された今回のGo To キャンペーン。
外出自粛等の感染拡大予防に伴う景気の落ち込みを回復させることが主旨で、今年の夏には旅行にかかる費用を補助・還元する「Go To Travelキャンペーン」が先立って実施されました。

Go Toキャンペーンには前述の「Travel」に加え、「Eat」「Event」「商店街」の計4種類がありますが、今回新たに「Eat」のキャンペーンが実施されることが明らかになりました。

そこで当記事では、Go To Eatキャンペーンに関する最新情報や利用方法、還元率などの概要をご紹介してまいりたいと思います。

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Go To Eatキャンペーンとは?

街中のカフェGo To Eatキャンペーンとは、新型コロナウイルスの感染拡大によって経営・売上に打撃を受けた飲食店を支援するために考案された事業で、ここには食材を供給する農林漁業団体も対象とされています。
といっても、これは飲食店や農林漁業団体に助成金が支給される…という類のものではなく、キャンペーンの対象となる飲食店を利用する「消費者」に対して還元やサービスが行われるというものです。

還元の内容や利用方法については後ほど詳しく説明しますが、Go To Eatキャンペーンの対象となるお店で食事をすると嬉しい特典が得られるという内容になっています。

なお、今回のこのGo To Eatキャンペーン事業に用意された予算は約2,000億円といわれています。

Go To Eatキャンペーンの概要と利用方法について

スマートフォンを操作する女性今回のGo To Eatキャンペーンの事業内容は大きく以下の2つに分けられます。

ポイント補助(還元) オンライン予約システムで飲食店を利用した方にポイントを付与
食事券の発行 キャンペーン対象の飲食店で利用可能なプレミアム付き食事券の発行と販売を実施

いずれも普段から外食される機会の多い方には魅力的なサービス内容となっていますね。
次に、この2つの事業の内容と利用方法について詳しく説明します。

ポイント補助(還元)

Go To Eatキャンペーン事業のサービスの一つに「ポイント補助」があります。

これは、キャンペーン期間中にオンライン飲食予約サイトで予約した方にポイントが付与され、そのポイントはキャンペーン対象店舗で利用できるというもの。
一般的なポイントサービスと同様に、1ポイント1円で精算できます。

ポイント補助の大まかな利用の流れ・方法は以下の通りです。
Go To Eatキャンペーン・ポイント補助の利用フロー
農林水産省Go To Eatキャンペーン公式サイトより引用

ちなみに付与されるポイントは予約した時間(お店を利用する時間)によって異なり、昼食時間帯は500円分、夕食時間帯(15時以降)は1,000円分が付与されます。
ただし1度の利用でポイント還元対象となるのは最大10人、上限10,000ポイントの制限があるため注意が必要です。

なお、キャンペーン期間は現在のところ2021年1月末までとなっており、ポイントの利用期限は2021年3月末までとなっています。

Go To Eatキャンペーン対象の予約サイト

9月30日現在のキャンペーン対象オンライン飲食予約サイトは以下のとおりです。

サイト名 備考
HOT PEPPERグルメ
食べログ
ぐるなび キャンペーンポイントとは別に来店ポイントを付与。(ランチの場合1人25P、ディナーの場合1人100P)
Yahoo!ロコ 初回利用限定で料金の予約金額の20%がPayPayボーナスライトとして付与される。
一休レストラン 付与されたポイントはその場で利用が可能で、その際に10%割引の特典がつく。(10月末まで)
Retty 予約したお店の情報を投稿すると抽選で5,000名に最大5,000円分のAmazonギフト券プレゼント。
OZmall
EPARKグルメ
ヒトサラ
シェフル 在宅レストラン(出張シェフ)サービス
LUXA(ルクサ) お友達キャンペーン実施中
トレタ
大阪グルメ

オンライン予約に関する注意点

今回のGo To Eatキャンペーンでオンライン予約事業を利用する際に注意していただきたい点として、還元が受けられるのは「次回利用時以降」という点です。
対象サイトで予約した飲食店で、会計時に時間帯や人数などの条件に応じてポイントが付与されるため、多くの場合そのポイントの利用は次の来店時ということになります。

つまり、初回利用時はキャンペーンによるポイント割引が適用されないため、通常通りの会計になってしまうのです。

そして付与されるポイントは予約したサイト固有のものである場合が多く、例えば食べログで予約して得たポイントを一休レストランで利用する……というのはできない可能性があります。

またポイント還元率や条件も予約サイト毎に異なるため、自分のライフスタイルや外食プランを鑑みた上で最もお得に利用できる予約サイトを厳選することも欠かせません。

プレミアム付き食事券の発行

プレミアム付き食事券とは、今回のGo To Eatキャンペーンの対象となる地域(登録地域)の店舗で利用できる食事券のことです。
この食事券は無料で配布されるものではなく、地域ごとの管轄の窓口で購入して利用する形になります。

ただし、今回のGo To Eatキャンペーンでは25%の「プレミアム上乗せ」が発生し、例えば10,000円で12,500円の食事券が購入できます。
ちなみにこのプレミアム付き食事券には購入制限があり、1回の購入あたり2万円分が上限となっています。
また一般的な食事券と同様におつりの払い戻しはありません。

食事券発行の大まかな利用の流れ・方法は以下の通りです。
Go To Eatキャンペーン・プレミアム付き食事券の利用フロー
農林水産省Go To Eatキャンペーン公式サイトより引用

プレミアム付き食事券の注意点

プレミアム付き食事券は現金との併用が可能となっています。
例えば15,000円の食事であれば12,500円の食事券と現金2,500円で会計することができます。

ただし、食事券には「おつり」が出ないため、10,000円の食事で12,500円の食事券を渡した場合、差額の2,500円は戻ってきません。

また、一度購入した食事券の返品はできませんので、必ず利用する予定がある金額分だけ計算して購入するように気をつけましょう!

Go To Eatキャンペーンはいつから実施される?

当初、このGo To Eatキャンペーンは9月下旬より開始される予定でしたが、今回正式に10月1日に開始することが農林水産大臣によって発表されました。
ただ、一つ要注意なのが10月1日スタートはGo To Eatキャンペーンの事業の一つである「ポイント補助サービス」であり、もう一つの事業である「食事券サービス」については10月初旬以降とやや遅れる見通しとなっています。

しかし、既にいくつかの自治体がGo To Eatの食事券を発行する旨を公表しており、全国的にも徐々に事業が活性化しているのでこれからも最新情報から目が離せません。

まとめ

Go To travelキャンペーンに続いてEatキャンペーンの実施も10月より開始が決定となり、未だ新型コロナ騒動の影響が残る日本経済にも少しずつ活気が戻りそうな気がしますね!

キャンペーンを利用したいがために、必要のない外食をしてしまうのでは本末転倒ですが……有効に活用すれば日々の生活費や交際費をグッと節約することもできるんです。
ただし今回のGo To Eat事業も限られた予算の範囲内で実施されるため、予定よりも早くにキャンペーンが終了(打ち切り)となってしまう可能性もあります。

今後何かしら外食をする予定や計画を立てている方は、なるべく早くに予約ないし食事券の購入の準備を進めておくといいでしょう!